104. 大間見大杉出土品 (おおまみおおすぎしゅつどひん)
 大間見日置繁の長年にわたる採集品である。採集地は大杉を中心とし、対岸の州垣内(すがいつ)・岡・城山にも及ぶ範囲で350点余が収集されている。
 石鏃類(せきぞくるい)がもっとも多く約270点。柳葉型(やなぎばがた)、前期の長脚型、後期の大型有茎のものなど各種であるが、大部分は無茎である。
 中期の石さじ、皮はぎ、石錐(せきすい)、定角型磨製石斧(ませいせきふ)5点、乳棒型(にゅうぼうがた)磨製石斧1点、打製石斧(だせいせきふ)16点、たたき石類、滑石製丸玉がある。
 土器・陶器類としては、加曽利E式(かそりいーしき)土器片(あじろ底を含む)、小型土錘(どすい)2点、古墳時代の甕の破片、須恵器(すえき)片(たたきしめ有り)、山茶碗破片、中世の土錘1点などが収集されている。
 大和町の遺跡出土品のうち、石鏃類は小型のため散逸した例が多いなかで、当地区の出土品は確実に保管されているため、その傾向を知ることができる。