57. 清浄寺の絹本着色阿弥陀如来立像
(しょうじょうじのけんぽんちゃくしょくあみだにょらいりゅうぞう)
 縦90.0cm、横40.0cm。裏書は摩滅した部分があり、下付された年は明応3年(1494)と判読される。蓮如上人(れんにょしょうにん)は、延徳(えんとく)元年(1489)5男の実如(じつにょ)に住持職を譲って隠退したので、裏書は実如上人のものと思われる。ただし、蓮如は隠退後も本尊に裏書した例があるといわれているので一概に実如上人の裏書と断定することはできない。