0. 東家資料 (とうけしりょう)
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東家資料の寄贈を受けるに至った経緯 当時横浜市神奈川区在住の、東家27代の当主東胤(とうのたねたけ)氏が、家伝の資料の安全な保管のため、小田原市立図書館の河野館長と親交があったことから、同図書館へ資料の保管を依頼していた。 昭和53年(1978)大和村発行『大和村史史料編』に文書の一部を収録したのが縁となって、昭和62年〈1987〉東胤氏と大和町が「東家所蔵歴史資料等貸借契約書」を交わし、東家資料を大和町歴史民俗資料館の収蔵庫に保管・活用してきた。 東胤氏は、先祖が永年にわたり当地を領知していたことと、自宅で収蔵・管理するよりは、当地大和町で収蔵・管理した方が良いと判断して、平成6年12月5日大和町と「東氏歴史資料寄贈契約書」を交わし、東家資料は大和町が所有することとなった。 東家資料の寄贈を受け「古今伝授の里ー大和町」は名実ともに充実した。大和町教育委員会はこれらの資料を平成9年1月29日に重要文化財に指定した。 |